正しいゴルフ上達法

正しいゴルフの上達法・・・。これは我々ゴルフを教える立場の者にとって永遠のテーマです。
なぜかと言うと、私にとって正しいゴルフ上達法が必ずしもあなたにとって正しいとは言えない局面があるからです。

ゴルフのスイングは、ある一定の守るべき動きはあるものの、本来ひとりひとり違うものです。
これはツアープロのショットを見てもお分かりだと思いますが、
横峰さくらプロのように、ヘッドが地面に着くかと思うような豪快なオーバースイングの人もいれば、宮里藍プロのようにゆっくりとスイングする人もいます。

まさに千差万別、十人十色。

それなのに巷では、
「トップはこの位置に決めて、テークバックの角度はこうで、そのときのヘッドの角度は・・・」
などというレッスンが行われていますよね?

もちろん綺麗なスイングを作るというのはとても大切な事で、
綺麗なスイングに良いショットが生まれるということを否定するつもりは全くありません。
このような型にはめ込む教え方は、これからゴルフを始めるジュニアや、
大人の方でもピタっと当てはまる方は良いのかもしれませんが、全ての人に当てはまるとは限らないものです。

さて、これを読んで頂いているみなさんの目的は何ですか?
もちろんプロのような綺麗なスイングを作りたいという気持ちもあるでしょう。
しかしながらアマチュアであるみなさんの一番の目的はやはり楽しくプレイすることだと思っています。

ゴルフに於ける楽しさ・・・それは、やはり
ひとつでもスコアを縮めたい。人よりもより遠くへ飛ばしたい。このふたつではないでしょうか?

友人との楽しいゴルフ。あるいは仕事関係のコンペ。かならず会話に出てくるのは
「いくつで回った?」「ドライバーすごい飛びますねぇ」こんな話だと思います。

普段の生活では先輩や上司の立場でも、ゴルフが終わった後は、
スコアのいい人やコンペであればドラコン、ニアピンを取った人物こそがヒーローです。

逆にスコアの悪かった人は、その屈辱を晴らすためにまた、
あーでもないこーでもないと、遠回りのレッスンを繰り返すことになります。

私は過去30年以上にわたって、このような型にはめ込む教え方ではなく、
全ての人に、しかも簡単にゴルフのスイングに応用できる方法がないか模索、研究してきました。
そこで発見したのが「◯◯」だったのです。

 

スイングを構成する要素とは

スイングを構成する要素は実に複雑です。
スイングの軌道をまず考えてみましょう。アドレスからテークバック、トップ、
そしてトップから切り返してのダウンスイング、インパクトからフォロースルー、フィニッシュと
円軌道を描く間に、スイングの軸が数多く存在する事に気づきます。

背骨とか、腰、肩、肘、手首・・・
ざっと上げてもこれだけの身体の部位が同時に動いて、スイング軌道の軸となっているのです。

1回1回のスイング時に、これら複数の身体の軸を意識しながら自分の理想のスイングを作るなんて、
想像しただけでも大変ですよね。それだけではありません。心もそこに関わって来ます。

スイングする時の心の状態がいつも安定しているとは限りません。
目の前の池が気になったり、ここをボギーで上がれば100を切れるぞ、と緊張したり、
ドラコンホールだからぶっ飛ばさなきゃと固くなったり・・・。

結構心が不安定のままショットするという方が多いのではないでしょうか?
これはトッププロも同じです。

まがりなりにもツアープロであれば、狙ったショットは大方目標通りに打つ事ができる技術は全員が持っています。
それでも賞金やシード権がかかる一打をミスしてしまうのは心の状態が不安定になり、
それが体の動きに大きな影響を与えてしまっているからです。
ましてやアマチュアが、「型」にはめ込もうとするレッスンをしても結果につながらないという理由もここにあります。

いくらスイングの「型」を一生懸命身につけようと練習しても、スイングの複数ある軸や、
心の様相が複雑に絡み合った中では、その「型」を再現するのは非常に難しいのです。

 

◯◯との出会い

繰り返しますが
私はスイングの「型」を学ぶことが無意味であると言っているのではありません。
綺麗なスイングがスコアアップに繋がるならば
それはそれで素晴らしい事ですから。

しかしながら、みなさんに理解してほしいのは
綺麗なスイングを作る事が一番重要ではなく、どんなスイングであろうと
スイング、ショットの再現性があることが大切であるということです。

それではどうやったら「再現性」あるスイングを作ることが
できるのでしょう・・・
私はそんなことを模索し、ありとあらゆる分野の情報を研究しました。

スポーツ心理学。
スポーツ力学。
医学。
東洋医学。
ヨガ。
禅など・・・・・。

そんな中、東洋医学、ヨガ、禅に共通して重要視される○○・・・
その○○に感じるものがありました・・・。

その○○とは、「呼吸」です。

「呼吸」というのは、「吸って」「吐く」という動作で完結します。

一方でゴルフのスイングというのも、テークバック(クラブを上げる)して
ダウンスイング(クラブを下げる)という動作で完結します。
この動作をリズムよく行う事が、スイングの再現性を高めるポイント
です。
更には、「呼吸」が緊張を和らげる作用があるのは、どなたもご存知の通りです。

一定のリズムでスイングを再現し、どんな局面に於いても緊張に左右されないショットができる・・・
まさに理想の形です。

私はこの「呼吸」をゴルフスイングに融合、更にはティーチング理論にまで体系化することに成功し、
2011年PGAティーチングアワードで当時の最高峰である優秀賞を受賞するに至りました。

PGAのティーチングアワードを受賞する事はもちろん光栄なことですが私がもっとも喜ばしく思ったのは、
欧米主導でテクニック優先であったゴルフティーチングの中に私の呼吸理論が認められたということに他なりません。

誰もが持っている「呼吸」
これこそが、あっという間に10打以上のスコアアップに繋がる・・・
更には、飛距離アップにも繋がる「カギ」となるのです。